梅雨の合間に…(Fly Kerchief II)

梅雨の合間に…(Fly Kerchief II)

(その1)「カチーフパッチを作ってみた」

少々お高いがTMCのカチーフ(Fly Kerchief II)を買ってみた。
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この商品、カタログによる説明はこうだ。
「ドライフライの水分を取るナノテククロス」
濡れたドライフライの水分を取るための高性能クロスです。超ファインポリエステルナノファイバーのハイテククロスで、通常のクロスの10倍の表面積がフライの水分、ミクロの汚れを吸い取ります。ベストに一枚入れておくだけで快適なドライフライフィッシングができます。また別の機能として偏光グラスのクリーナーとしても重宝します。
サイズ15×20㎝ 税込1,080円

特に宣伝する意図はございません。

何度も水を潜ったフライの浮力が低下するのはFFマン共通の悩み。
以前からドライフライの水分を指で飛ばし、フロータント処理を繰り返している。

そのフロータントにはドライシェイクスプレーをもっぱら使用しているが、事前に水気はしっかりと切っておきたい。ティッシュは面倒なので、指や手の甲にスリスリしていたが、簡単便利なモノをと気になっていた。
以前にwindknotさんのブログで拝見していたのが記憶にあった。

 

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購入したカチーフをベストのポケットに入れて使ってみたが、いちいち取り出すのが面倒くさいのでコンパクトにぶら下げることを考えて自作したのが、今回のカチーフパッチ。
製作手順は、
1.芯材になるクロロプレーンの材料を適当な大きさ(カチーフの1/2)に切り出す。
ファスナーが壊れたペットボトルホルダーがクロロプレーン製だったので、有効活用のためハサミで切った。

 

2.携帯ストラップをそのまま利用
長方形に切ったクロロプレーンに、この携帯ストラップを縫い付ける。

3.カチーフを半分に切断。
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4.カチーフを縫って袋状にする。
下方は開放、上方は中央部に1cmあまりの開口部をつけるのがミソ。これでカチーフ袋の両面、表裏も使える。
カチーフ袋を裏返せば出来上がり。

5.クロロプレーン中央のストラップ先端をカチーフの開口部に通して完成。
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濡れたフライをカチーフでサンドイッチして水気を取る。芯材のクロロプレーンの弾力でフライを痛めすぎない。
いい感じだ。
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ベストのD環に引っ掛けてみた、うん使えそう、満足。
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早く実釣テストしたいなぁ…

 

(その2)
このところ忙しくて、平日はおろか土日も時間が取れない。しかも梅雨で一日置きに雨w。
なんとか時間をやりくりして2時間だけZacco FFを楽しんだ。
朝練のつもりで4時半に目が覚めたが、外はシトシト雨、もう少しすれば上がるはず、で、うとうと。
次に目が覚めたのは6時。
女子サッカーW杯のドイツvsフランス戦を見て朝食。やっと霧雨も弱まったので出撃。

ホームグラウンドでの釣りは2カ月ぶりだ。
準備していると、メールで連絡を入れておいた うおさんが到着。
一緒にK公園上に入った。
餌釣り師さんにお断りして上流へ。
すぐ上の瀬は、先ほどまでの雨で水量が十分回復して、いくつもの石周りにいいポイントを作り出していた。
特に対岸寄りの草の茂み沿いの早い流れやプールには散発ながらライズも見られる。
しかし#18フライに出るのは小型のオイカワ、フッキングに至らない。
フライにじゃれつく感じ。地合いもあるだろうが、反応がみるみる萎んでいった。

自作のカチーフパッチは、首に掛けたラニヤードの中央に吊したが快適。
フライの水気取りが軽く挟むだけで簡単にできるのがいい。
少し下流に移動しK橋のすぐ上流の早瀬。

 

撮影:うおさん

韋駄天期待なので、ほとんど瀬周りに的を絞ったキャスティング。
しかしヒットしたのは13cmに届かないオイカワだった。
オスオイカワさんから「まーだだよ…」のメッセージ(笑)

 

うおさんも渋い状況に少々がっかり…

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所用のためタイムリミット。潔く納竿、朝練終了。
今回は様子見の釣りで終始、もう少し下から上まで探りたかった。

このところ上向きとの情報も多いが実感できていないのが少し心残りだった。