
7/10 8:00 お宿「かじき温泉ホテル」まで迎えに来てくださったOさんの車で出発。
10:30 鹿児島県北の渓にて、先着の下野さん(以下、Sさん)と合流。
今日の渓、渓相は良いが河畔林が被さる小渓流なので日影も多い、若干増水気味。
なんとかヤマメ(地元ではマダラとも)の顔が見られるといいのだが…
Oさんはアテンドに徹して竿も出さない、Sさんはちょいと下流域から入渓しますと降っていった。

さて、始めますか!
カディス#14フライに反応はポコポコだが出るのは全てカワムツ(地元ではモッゴロ)。

次から次へとカワムツの猛襲が止まらない。
開き、肩、巻き反転流、どこからでもカワムツ。
12時すぎ、追いついてきたSさん、ヤマメ一尾釣ったとのこと。
さすがのSさん、お見事ですね〜

二人のタックルを並べて撮影タイム。


私たちのリールはGraffiti 3、ストラップベストはソトラボ製とおそろい(笑)
いったん川から上がりラーメン店へ。
汗だくの喉に豚骨スープが染み渡り人心地ついた。

さて、午後の部。作戦変更しもう一本の渓へ移動。
こちらも小渓流ながらやや開けている。
今度はOさんにも竿を出してください!とお誘いして3人で遡行開始。

見た目はイワナの渓だが、標高は200m以下。イワナの代わりに出るのはやっぱりカワムツ。


良いポイントだらけの流れだが、ドライに飛び出すのはことごとくカワムツ。

今日は君じゃないんだな〜ってつぶやいてもカワムツ、ついに15連発(笑)
足腰ガクガク、ちょい疲れたなあ、集中力が落ちてくる。
岩に腰を下ろし、休憩を挟みつつ、気持ちを奮い立たせるように竿を振り続けた。
ヤマメが出ないものだから、予定を大幅に超過して陽も傾いてきた。

左岸斜面の上にはOさんの赤い車が見える。退渓点はそこだ。
Oさん、Sさんはこれまでと岩に腰を下ろして一服中。

今日はこういう一日なんだと自分に言い聞かせ、退渓前に納竿の儀「最後の一振り」をと疲れた腰を上げた。
目の前の退渓点横のチャラ瀬、なんの変哲もない、これまで見捨ててじゃぶじゃぶ歩いていたような瀬に向かい、ラインを引き出してパラカディス#14を打ち込んだ。

1mくらい流れくだって、微かな水飛沫とともにフライが消えた。
ああ、またカワムツだな〜
立てたグラスのBlue Heron Graffiti ロッドがグワっと曲がった。
背後から「ヤマメだー」「デカい」
の声がかかると同時に、重量感ある手ごたえがきた。
大きく撓る竿、バレないでくれと祈りながら、一段下の落ち込みに誘導すると手前の石のエグれに突っ込まれた。これは危ない…
Sさんが背中のネットを取り出し、それを受けたOさんが水に入り、最後はティペットをたぐってネットに流し込んでくれた。

三人で大歓声。
撮影用に石囲いを作り静かに横たえた。
尾鰭の鮮烈な赤、きれいなボディ。長い道のりだった。

超貴重な一尾、Oさん、Sさん、釣りの神様ありがとうございました。
私、持ってます!

予定時間を大幅に越えていたので、納竿後はすぐSさんとお別れ。
夕食をご一緒にと思っていたが、ご都合により残念だった。お若い彼のアテンドのおかげでへとへとになりながら釣り通せた、最後のヤマメ取り込みでは危いとみて、素早くネット差し出してくださり事なきを得た。ネットインしたヤマメを囲んで、三人で破顔一笑した幸福の瞬間は忘れられない記憶。
感謝しかない。
さて、姶良市の「海鮮料理店・七海」へ。
車を降りて見上げると夕焼け空が広がっている。


先ずはOさんと乾杯。はるばる鹿児島へ来た甲斐がありました。ありがとうございます!


先ずはキビナゴ、あご味噌、シーザーサラダ、だし巻き玉子で始めたがなかなかのボリューム、ビールもすすみ最高のひとときだった。
お宿の「かじき温泉ホテル」へ戻り、一休みしてから湯に浸かった。
ああ、鮮烈な一尾だった。
この記憶を大切にしたいので、翌日の釣行は取りやめにしよう…
ぐっすり眠れた。