7/11 9:00 かじき温泉ホテル、チェックアウト。
2日間の釣行は一日一尾という恥ずかしいような結果だったが、私は満足できた。
今思えば、標高の低い南九州では4〜5月の方が釣れたと思う。
あの川辺川の5月はいいだろうなぁ、なんて思う。
それでもヤマメを釣った。必ず一尾は釣るんだという執念が釣りの神様に届いたと思っている。
当初予定では3日目は再度川辺川へと目論んでいたが、昨日の最後の感動を大切にするため取りやめた。
釣具一式と洗濯物をダンボール箱に詰め、Oさんの車でヤマト運輸へ。自宅へ発送しスッキリ身軽になった。
これでよし。今日はOさんにお願いして観光ドライブだ。
先ずは、「龍門司坂」(たつもんじざか)。
姶良市加治木町(あいらしかじきちょう)に残る古道。
司馬遼太郎の「翔ぶが如く」では、西南戦争のおり大勢の加治木の人々に見送られて総勢6000人の西郷軍はこの坂道を登って熊本方面を目指した(大口筋)とのこと。杉木立と木漏れ日、苔むした石畳のひっそりした風情がなんとも言えない、まさに強者たちの夢のあと。


国道10号線、桜島を望む錦江湾を進むと、先ずは鹿児島湾岸の国道10号沿いに茅葺屋根の民家がある。江戸時代末期のものが復元されている。ここは「西郷隆盛入水後、蘇生の家」。ひっそりと佇んでました。(写真はお借りしています)

おお、桜島が見えてきた。

しばらく進んで薩摩藩島津家別邸・大名庭園「仙巌園」。
桜島を築山、錦江湾を池に見立てた雄大な借景庭園、なるほど最高の眺めです。江戸末期には反射炉が建設されたり、島津斉彬によってガス灯の研究が行われたりで、2015年(平成27年)7月には世界文化遺産に登録されている。今回は走行中の国道10号線からの眺めのみ。


続いてマリーナへ。
ここはOさんの本拠地。ソルトフライフィッシングのガイドをされている彼のプレジャーボートも係留中。今回は乗船しなかったが、次回にはこれでソルトFFを是非やってみたい。

渋滞気味の国道10号線を進み鹿児島市内へ。
先ずは西郷さんゆかりの地へ。
西南戦争で最後に立てこもった「城山」、「西郷洞窟」、城山をバックに立つ「西郷銅像」。みんな大好き西郷どん



上野の犬を連れた像とは違い陸軍大将の軍服姿が凛々しい。県民の尊敬と親しみがよくわかります。
JR鹿児島中央駅 東口広場に立っている「若き薩摩の群像」は、JR鹿児島中央駅の東口広場にある幕末の薩摩藩遣英使節団(19名)を讃えるブロンズ像。NHK「あさが来た」で人気だった五代友厚、初代文部大臣となった森有礼など(他の人は知りませんw)

市内に入って繁華街「天文館」へ。
市電が走る街、好きだな。

アーケード街は冷房のおかげで少し涼しくてまずまず快適。
「元祖しろくま」といえば天文館むじゃき(店前の写真はお借りしました)。
土曜日とあってずらりと長い待ち行列、大好きなかき氷「しろくま」は諦めました。
代わって、私のリクエストで昭和レトロな「あかね珈琲」へ。
とにかく美味しいアイスコーヒーが飲みたかったので。(店内写真はお借りしました)

市内を車で巡るのもいよいよ最後。
老舗百貨店「山形屋」。

厳しい経営環境で再建できるか瀬戸際に立っているそうだ。
レトロで品格のある外観は明治の鹿児島隆盛期を感じさせるが、向かいのメーンバンク鹿児島銀行の支援を受けても事業再生は至難だろう。何かひっそりと佇んでいるように感じられる、これも時代の流れか。
Oさんの運転で巡っていただいた市内観光を終え、空港へと向かう。
途中、姶良市の店舗「薩摩蒸氣屋」で、かすたどん、かるかん饅頭、銅鑼殿などのお土産を買った。(商品写真はお借りしました)
帰宅後いただいたが、かすたどん、やわらかい生地に品のいいカスタード味が絶品、とても美味しかった!
もっちり食感のかるかん饅頭、どちらもさすがお土産の定番ですな。
15時すぎ、鹿児島空港にてOさんとお別れ。
3日間びっちりアテンドいただき誠にありがとうございました。お疲れ様でした。
Graffiti 3リールを発表直後から熱心なご支援を賜り、また今回は遊びに来てとお誘いくださったOさん。
リールが取り持つご縁で、このような幸福な釣行・旅行は思いもよらなかったこと。
つくづく私は幸せ者です。