泣き尺イワナ

泣き尺イワナ

釣行2日前にまとまった降雨があったそうで川は平水。
虫のハッチも多くて、今日は爆釣かと期待は高まるばかりだったが…

開始から30分以上、全く反応無し…
たまにライズを見つけてもやっぱりドライに出ない。
マシュマロカディス美味しそうだろっw。
自分のヘタレを横において、イワナもスレてきてるなあと実感。

さてと、落ち込みから広がるプール、流心周りを流してもうんともすんとも。このポイントも相当叩かれまくったろう思いつつも、絶対いるとにらんだ。


フライをアントパラ#16に結び替えて水面を休ませる。
大岩のバンク際、フライを浮かべてじっと待つ。10秒近く。

水面が凹んだような歪んだような感じでフライが消えた…
キキアワセをするとグワっと重い手応え。
水面で黄色の腹がもんどり打ってくねりパワフルなファイトを見せてくれた。

なかなかの泣き尺イワナ29。
きれいなニッコウイワナだな〜、惚れ惚れしつつもう一枚カシャッ。
傷ひとつない完璧ボディ。
さっきまでの不調感が消し飛んだ。もうこのまま帰ってもいいくらいだよ(笑)

 

さて、まだ開始1時間。
もう一踏ん張りよろしくね。
再び釣れない時間帯が続いた。
しかしアタリはポツポツで、警戒心の強いバイトが多くすっぽ抜け連発。
やっときた2尾目は、瀬脇の滑床スポットで。
これもきれいなイワナだったが、サイズダウンの26cm。(ちょっと贅沢すぎ)
この撮影時には気がつかなかったが、口右下にかかっているフライは自分のではなかった。
私のフライポストはFLオランジ、こらはピンク。
左側に掛かった我がフライを外してリリースした後、あれれ???
このピンクのフライが掛かったまま再リリースしちゃったみたい、気がつかなくてごめんなさい!

いったん休憩。
川岸の日の当たる手頃な石に腰を下ろして、お茶とおにぎり弁当を頬ばる。
ああ、渓流は、イワナはいいな〜
あと何回来れるかわからないが、まだまだ諦めるわけにはいかん。
黒いメマトイがまとわりつくのを追い払うように煙草の煙を吹かした。

さあ後半戦。
再開後も相変わらずすっぽ抜けたり、バラしたりが続き、なんとか4尾目。
いっそうのサイズダウンで22cm。黒々とした精悍な感じのいいイワナ。

さてもう後少し。

すぐ上流で今度は以外にもヤマメ。
本日最小の18cmだった。
少々集中力が途切れてきた。今日はこれくらいかな!