早くも夏色オイカワ登場

早くも夏色オイカワ登場

時合い、あるいはスイッチが入るとも表現されるその時。
川の表情は一変し、水中に魚の生命感がみなぎり、ギラッギラッと命が躍動。もう絶え間なく釣れ続ける。
これだから釣りは面白い!
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13時半に川に降りた際には魚影が乏しく、というか時折アユが跳ねているだけで全くアタリも無かった。

まもなく来着される予定の釣友仲間(Green Cherokeeさんヤマメ愛さんうおさん)達を待つ間に下調べをしておくことに。
オイカワの着き場を探し、シャロー、本流やら脇流やらWetを流しつつほっつき歩いていると対岸に皆さんを発見、すぐスマホで情報交換。ともに皆さんいまいちの状況。

当方はさっぱりダメで、2時間半やってオイカワ4つ。
だめだまだ時期尚早なんだな〜と諦め、上がって皆さんのいる対岸へ移動しようとたどり着いた入渓点=退渓点。
時間は15時半になろうとしていた。

相変わらずアユが跳ねているのに混じって銀色の魚影があちらこちらに見える。
オイカワだ!
フライをこげ茶のウイング付きWetに交換してスイングさせつつ、少しずつ岸よりへレーンを移すと…
ガッツん!と今日一の手応え。
引きの強さからすぐに夏色だとわかった。
BH Sweet Swell #2のグラスロッドを気持ちよく曲げて浮上したのはやはりオイカワ。
胸びれのオレンジが鮮やかに水面を滑って、寄せては走り、やっとAMIYA印スタッグ(鹿角)ネットに収まった。
やはりシーズン初の夏色は良いものだ。鮮烈な極彩色、ガン黒に追星の風貌、しかも164mmの美バディは申し分なし!
きれいだなぁぁぁ…
この1尾を皮切りに怒涛のラッシュ。
仲間内では顔面真っ黒の夏色を極夏と呼ぶが、その極夏までもが登場。

 

 

4尾目の夏色はとりわけ色鮮やかだった

20尾目には今日初めてのウグイ、キリがいいのでここで納竿。
まだまだ無限に釣れる気がするが十分満足。

今日は15時半からのスイッチオンだったが、徐々に釣れる時間帯は広がってほどなくハイシーズン入りするだろう。そして、次回には遡上ハスも姿を見せるかも。

遅ればせながら釣果報告と対岸へ移動することをお伝えしようとGCさんに電話すると、こちらに向かっているとのこと。
ほどなくヤマメ愛くんとそのお友達にもお会いできた。
是非とも夏色に会いたいとのこと、先ほどのポイントをお伝えするとかっ飛んで行ったようだ。
その夜、GCさんを通して伺った初めて極夏を釣った青年の弁、
「オイカワの極夏って夏の青空と夕焼けの色が一緒に混ざってるんですね… 」うむ、言い得て妙!
よかったよかった。

いいGWだった。
イワナに始まり〆は極夏。
釣りはやっぱり足でかせぐこと、当たり前だがサカナがいる場所へ通わないと釣れない。
老体ながら下半身ガクガクながら脳みそ爽快、なんともゆったり気分で書いている。
拙い文章ではございますが、最後までお読み頂きありがとうございました。
Tight Lines !