しばらくご無沙汰だった渓流へ。
先日の台風10号がもたらした大雨の影響で予想通りの増水、結構なガンガン水勢だ。
最近の夏は雨量も多く慣れてきたので、苦手な増水もなんとかなるだろう…でスタート。
こういう状況では徹底的に岸寄り、岩周りを探る。
流芯の早瀬を跨ぎ、目星をつけた岸際を打つ。
フライはオレンジカーフテールのカディス#14。
視認性抜群、お気に入りのフライだ。
一尾目は、流芯寄り、岸際と1m幅の範囲をしつこく流す。
数投後、水飛沫。
7寸イワナが飛びついてくれた。
パターンが分かれば同様に繰り返すのみ。
二尾目は、大イワナの実績ある落差大きい大石のスポット。
流速はかなり早いなと思いつつ何度も繰り返すが出ない…
あれれ、いないかな…。
場を休ませて打ち返すと、岸際30cmのバブルレーンで派手に水飛沫。
十分な手応え、きたー！
と思ったらヤマメだった。
イワナは底へ沈み、表層の流速はヤマメ好みということかと納得。
さてこのヤマメはなかなかの美形だった。秋の装いをうっすら纏い、体高もあってヒレも綺麗な個体。これは嬉しい誤算。
アングルを変えてもう一枚。
まるで石に溶け込んだかのよう、美しい。
こんな感じでポツポツ追加しながら釣り上がった。
〆の一尾はヤマメ。
定位してるのをサイトで釣った。
ここまでで4時間ほどで釣果は5つ、でも満たされていた。
まだまだ陽は高いが、久しぶりの渓流歩きで下半身ガクガク。
なんとも老いを感じるなあ。
後2時間やる元気が湧いてこないので、きっぱり納竿。
このところの4時間ペース釣行通り、渓を後にした。
