桜満開の春爛漫

桜満開の春爛漫

前回は梅満開、今回は桜満開の春爛漫。
山里の春はぐんぐん季節が進んでるが、芽吹きはもう少し先のこと。
川は先日の降雨のおかげで平水に戻りいい感じだがハッチはほぼない。
枯れススキを避けつつ川岸に立ってラインを引き出す。
フライはCDCスペントミッジ。
適度に散らばる石周りを丹念に叩くが、サカナの反応は乏しく1時間経過してチビヤマメのバイトが数回のみ。
穏やかな春のキャスティングも楽しいけど、そろそろ来てもいいんじゃないかな〜

フライをアペタイザー#16 (CDC2枚とストレッチボディで構成されたフライ)に交換。今シーズンの期待のフライ、うむ釣れる気がする♪

appetizer #16

瀬の開き脇、確信して投じたポイントにドンピシャでヤマメが飛び出した。
こういうヒットはたまりません!
本日1尾目は8寸ヤマメ。
これを皮切りに順調に釣れ始めた。
数尾追加。

やがて、冬季放流から残ったハコスチが溜まってるポイントに。
1尾目はアペタイザー#16に出たがティペット7Xがプッツン。6Xに結び直して再びぶち切られたので、5Xにしてアダムスパラシュート#16で三度目の正直。
5回も派手なジャンプで楽しませてもらった。
5Xなら問題なくイケるので、もう一本ハコスチ追加。
これで2勝2敗の五分だが、もういいだろう。ヤマメが釣りたい。
上流域へ移動。
パラカディスにフライ交換して8寸ヤマメ追加。
これで本日9尾目。
あと1尾でツ抜けだ。
さあ、ヤマメで〆よう。

アダムスパラシュートに戻して開きのフラットな水面に乗せる。
下からゆっくり浮上した魚がスローモーションのように咥えて反転した。
合わせた後の手応え、魚体の体高、そのサイズからてっきりまたもハコスチだと思った。
あれれ、ヤマメか?
デカいヤマメがピンクの腹を見せてくねっている。なんだこのサイズ!
渓流用のランディングネットでは収まらずどうしても掬えないので、浅場に寄せて捉えた。

メジャーで測ると34.5cm。
自己ベストの体長、なんたる体高。
放流モノのスーパーヤマメ…
嬉しいがなんか複雑な心境。
釣りたいのはきれいな8寸ヤマメなんだがなぁ。まあ贅沢は言うまい。

無事にツ抜けたので、今回も早めの納竿とした。
車に戻り、釣具を片付けた。
さあ、腹ペコだー。
今日は麺屋 十石の猪豚醤油ラーメン780円。
いとうまし!

桜を愛でつつゆっくり山を下った。