サクラサイタ、ハルガキタ♪

サクラサイタ、ハルガキタ♪

3/20、今日は東京で桜の開花宣言がでるらしい…
そんなことは横において、大渋滞の高速道を北上しておりました。
高速を降りての山道の両側はまだ雪が残り、空気はなんとも清々しい。
現地到着して先ずは、年券購入¥11000なり。
さっそく役場前へ。
皆さん等間隔のソーシャルディスタンスで静かにやってらっしゃいます。
しばしの様子見。
実に穏やかな風情、コカゲロウのハッチはほとんど無くて、ユスリカがチラホラ。
先日の雨程度では水量回復にはほど遠いようで減水しており、サカナたちは石の陰でひっそり。
この役場前の最激戦区は解禁直後から入れ替わり立ち替わり叩かれて、もうスレッカラシ間違いなし。
対岸際で時折出るライズリング、ユスリカを捕食してるようだ。
フライボックスから先ずは、クリップル#20をつまみ出し流してみるがダメ。
ライズは続いている。

お次はフローティングミッジピューパ#22。
これもライズの間を虚しく流れるのみ…
あーでもない、こうでもないでボチボチ1時間w
以前にもここで同じ状況があった、あの時はもうお手上げだったんだ。

今回は、こんな事もあろうかとボックスの隅に3本収めておいたBlassie #22をつまみ出した。

Blassie #22 左下のものが実際に使ったフライ

このゴールドワイヤーを巻きこんだヤツは水面下数cmを流れるのだ。
これなら少しは警戒心も緩むかと期待。
そして数投後、フライが沈み石の間を縫うように漂っている時、石裏からスゥーときてギラッと光った。
会心の一発!
待望の今シーズン初ヤマメ。
よくぞ出てくれたな〜 8寸ヤマメ、ありがとう。
とりあえずホッとした。

もうこれで今日のミッションは完了。
あとはゆっくり寛いだ釣りとなり、このBlassie #22でヤマメを2尾追加できた。
日が傾くと寒くなってきた、さあ早春の道をゆっくり帰ろう。

<オマケ>
Blassie(ブラッシー)
すごくシンプルなパターンで重宝。
こちらは本来のコパーワイヤーで巻いたもの、サイズや巻数を変えてバリエーションを持っておきたい。
アブドメン:ブラックスレッドやフェザントテールなどの下巻き、コパーワイヤー(ゴールドワイヤー)の巻数でウェイト調整する。
ソラックス:ピーコックハール