Kensan’s Home river

8/25、昼過ぎに出かけた川では難儀した。
炎天下、眼下は生い茂った緑の波。
斜面を下り絡みつく枝葉をかき分けての藪こぎで、やっと川辺に着いた。
ハァ〜、ハァ〜、ハァ
なんだよ大増水じゃないか。

川岸からそっと水に入ってみたが、即ヒップウェーダーに浸水w。
諦めて撤収、再度藪こぎ。
緑の波を足でかき分ける、きつい。
途中の木陰に倒れ込んだ。
ハァ〜、ハァ〜、ハァ

おーい、オマエ暑くないかい?

もう少しで上に上がれる…、なんとかあの木陰まで!
もう暑くて、汗ダラダラで息が上がり、ついには倒れ込むように横になってお茶を飲んで気絶を免れた。
脱水症状だ…
繁った葉陰の向こうは青空。

暑っつい、しんど〜。
でも風が心地いい。
眠い。

やっとこさ車に戻り、エアコンつけてホッと落ち着いた。
なんたる猛暑、全く生命危険レベル。
そこまでしてハヤを釣りたいおじさんは世間的にはアホでしょう!

さてこの真昼、どこへ移動しようかな。
(小声 アホは決して帰宅なんぞは頭にないのです)
以前から行ってみたかったA川に即決。
早速この川をHomeとするKenさんにメールを送った。
もしご不在なら、その時は適当に竿出すつもりで車を出した。
すぐにKenさんから返信。
駐車場の場所指定と待ってます!のご回答。
なんとも勇気百倍、持つべきは釣友、途中のコンビニでノンアルを仕入れて向かった。

手を振って待っていてくださったKenさんと合流!

初めてのA川、何年釣りしてても初めてのフィールドはワクワクです♪
増水してるがなんともいい感じの川じゃないですか。
Kenさんに状況をお伺いしつつ、ノンアルごくごく!ホッ超美味い。


早速おすすめポイントにフライを送り込むと、いきなりきれいな夏色オイカワがお出迎え。
もうこの時点でシアワセの頂点。

リリース前にもう一枚。

流れにリリースした後も、Uターンして足下へ戻ってきたオイカワくんをカシャッ。

その後もオイカワ、カワムツを適度に追加してツ抜け。

見上げれば黒い雨雲が…、直後に夕立がきた。

Kenさん撮影。すごい大粒でしょ!

ぼたぼたと大粒の雨が降ってきた。結構な勢いで水面を叩くが、そのうち止むでしょうとKenさんと笑ってやり過ごす。

やはりほどなく止んだ。
Kenさんが声をかけてくださるのでふり仰ぐと、東の空には虹がかかっていた。
なんともきれいやなぁ。

夕立で外気温は一気に下がり、やがて川霧が前方に沸き立ってきた。
涼しくて気持ちいい夕べ。

しかし肝心のアタリはぴたっと止まった。
もう十二分に堪能。
Kenさん、ガイドありがとうございました。お世話になりました。
ほんと来てよかった。
この素敵なフィールド、とても気に入りましたよ。
近いうちにまたおじゃまさせていただきます。

 

<手入れとメンテ>
一夜明けてゆっくり目覚めた。あちこち筋肉痛、昨日の藪こぎがきいたようだ。
さてAMIYAさんのバンブーロッドの手入れをしよう。

手元にある8本のロッドを全てつなぎ、アクション確認とフェルールお手入れ。
左(スローアクション)から右(ミディアム)へ順に並べて振り比べ、全てのフェルールオス部に蝋を塗り
嵌合具合をチェック。緩い場合には、瞬間接着剤を極薄く塗ってから蝋を塗り重ね微妙な調節を入れる。

次にはリール。リーダー、ティペットを交換。
愛用のWF2Fラインに接続のファールドリーダーは2年前に釣友のmatt氏にいただいたもの。
ウインドノットやら一部切れて縮れも見られるので交換、今回もmatt氏作。

一応のメンテも完了したし、外は猛暑の炎天下、今日はフライの補充日としよう!
#18、#20の特に多用する愛用フライ「ビーズヘッド・グリフィスズナット」など8本巻いた。
Zacco専用フライボックスでは約10種程度のフライに絞り込み、色やサイズのバリエーションとしている。