●5/27 近所の川パトロール
そろそろオイカワの群れに出会えるかと期待を込めて近所の川へ向かった。
いつものエリアは川一面が浅く平坦な流れとなっており、前回と特に何も変わっていないようだが。
しかし、あちらこちらでキラキラと銀色に反射する魚影が…
おお、これは!
残念ながら鮎だった。10cmくらいの鮎がいたるところに、そしてライズの正体もそれだった。
それでも諦めるわけにはいかない。
今回は近隣パトロールとはいえ、AMIYA 大名竹 Zacco Fan Special 6ftの入魂がかかっていた。
ラインはDT1F。
ドライフライが虚しく流れていく。
全く音沙汰なし。
鮎の勢力が張り出すとオイカワは追いやられるのだろう、気配がない。
ビーズヘッドのグリフィスズナットに替えてやっと1尾。
釣れたのはやはり◯◯。
うーむ、今年は他の川も変調気味だし、この近所の川も尋常じゃないw。
オイカワよ一体どこにいるの?
●6/2 さあ!T川にてオイカワで再入魂
家を出たのが昼だった。
高速道が10km以上もの大渋滞、ノロノロ運転にイライラがつのる。
あの川が遠い…
こりゃ今日はダメってことだと思い途中のインターで降りて東京方面にUターン。
いつもの下道を走った方が良かったなぁと悔やみつつ、1時間近くもかかってT川へ到着。なんとも大回りしたものだ。
今日のミッションはAMIYA 大名竹 Zacco Fan Special 6ftの再入魂とriver peakのDT0Fラインの入魂。
前回は近所の川でチビ◯◯しか釣れなかったのでリベンジしたい。
本流筋には珍しくフライマンが二人入っているので支流へ向かった。
DT0Fラインをセットし、おなじみの桑の木前からスタート。
ところが水の状態が良くない。
桑の木から上流は川床も泥で覆われ、水通しが最悪。
上流部で草刈りか工事でもやってるのか、弱い濁りも入り草葉もポツポツと流下。
案の定喰いが悪い。
いや全くバイトなし!
何度もフライが悪いのかと手元で確認するが問題ない。
だんだん焦ってきた。
50分経過してやっと1尾目。
まずまずのオイカワで再入魂達成なった。
ホッとしてその後2尾追加。
相変わらず渋いので諦め、隣の本流へ移動。
本流は17時頃から散発的にライズも増えてきて、みるみる15尾を超えた。
いずれも12-13サイズのシルバーばかり。
そして本流17尾目にやっと夏色が。
10cmそこそこの小ぶりなお兄さん。ガングロと呼ぶには今ひとつだが、婚姻色が出て追星も認められる。魚体は特有のザラザラ肌。
小型と言えど、このオスはさすがシャキッとした引きを見せてくれた。
もう1尾追加。
最後は、西日を浴びて眩しいオイカワで〆。
やっと釣ったよ夏色オイカワ。
これに会いたくて遠回りしたけど、ほんと来た甲斐がありました。
<AMIYA Zacco Fan Special 大名竹 6ft インプレッション>
このバンブーロッド、思った以上にキャストしやすく、前回はDT1Fラインが気持ちよく飛んでくれた。これが真竹と大名竹の差だろうか。同じテーパーでも強い感じ。
バットは真竹に比べやや張りがあるがそこはやはり竹なので、しなやかに撓ってくれる。
二度目となる今回はDT0Fライン。
川幅も広くてゆっくりキャストを楽しもうとの目論見だった。しかし、やはり#1ラインの方がノリが良かったように思う。近距離では愉しめたのだが…。
しかし、このriver peakラインは十分に使えそう、コスパ高いと思えました。(税込2787円也)
風の影響もあるのでもう少し実釣で確かめたい。
AMIYAさんとやりとりを続け、Zacco専用バンブーロッドの目指す仕様が明確になってきた。
今回の大名竹 Zacco Fan Special 6ft #1-#2と前々回の真竹 Zacco Special 6ft #1-#2、大名竹と真竹の差は微妙ではあるがともに実に愉しいバンブーロッドなのだ。