#32 de Oikawa

#32 de Oikawa

北風が寒いかなと思って着込んだセーターとダウンパーカー、手袋が暑い。
川沿いの道を1kmほど歩き、降って右岸側の川岸をゆっくり遡上してきた。

 

工場からの放水が勢いよく出て、下のコンクリートブロックを濡らしている。
よせばいいのに踏み渡ろうと乗ったのがまずかった。
過信したフェルト底はあっけなく滑り、尻もちをつくと同時に左手をコンクリートに思いっきりぶつけ、親指の関節あたりが裂けて血が吹き出してきた。
あぁ〜やっちゃった。
良い子はアホなことしないようにね!

こことても滑りやすい!要注意

川岸で茫然としているところへ、うおさん登場。
GLさんもこの先に着いたとのこと。うおさんに促され左岸側へ移動。なるほどずっと先に支度してるGLさんが見えた。

やぁ〜こんにちは。
暑いほどの陽射しにたまらずパーカーを脱ぐ。
うおさんもGLさんも上着を脱いで一服。
出血している指を見てGLさんが近所のスーパーで消毒液、ガーゼやらテープやらを買ってきて手当てしてくださった。
GLさん、ありがとうございましたm(_ _)m

さて、うおさんがバッグから何やらゴソゴソ取り出した。
超コンパクトな折りたたみ式小型ガスバーナーだ。カセットガスボンベを装着して点火、コッフェルに水を満たしてコーヒーを振舞っってくれた。
お手頃価格と言うものの、川原コーヒーの気分はいい。

撮影:うおさん

うおさん、ごちそうさまm(_ _)m

さてと、やりますか。
GLさん腰を上げ、珍しく張り切ってライズに向かってキャストー。
うおさんも始動。

そしてテンカラくん登場。
なんと今日もロッド3本持ち…
そして振っているのは小型ミノー、リールはなんとベイトキャスティングじゃないですか(唖然)
そしてしっかり釣ったらしい…(どうなってるの?すっごい)

撮影:うおさん

どんどん未知の上流へ向かう。
風弱く、極小ユスリカが無数に翔び交ういい時間帯だ。
湧き水の流れは晴天続きで減水しビッシリの水草、その切れ目にフライを落としていく。
キラキラ輝く水面にライズリングが連続しているエリア、ここはイケる。

フライは#32のCDCミッジに交換。
静かにプレゼンテーション。
ピシャ
ロッドでアワセると乗らない感じ。
数投後、今度はロッドは動かさず左手でラインを手繰るアワセに替えてヒット!
弱い手応えだがフッキング、記念すべきFF初めての#32フライで釣ったオイカワは10cmに満たないサイズだった。
ネットに入れて川岸で撮影。

口元をアップで見ると、

#32がしっかりフッキングしてるジャマイカ!
今日のミッション達成し満足。

うおさんはすでに納竿し、GLさんと寛ぎ中。



相変わらず厳しい中、さらに陽も傾いてきたので、早目に上がりお茶会とした。

4人がテーブルを囲みパンとコーヒーやコーラでとっぷりと暮れるまでしゃべり過ごした。
ご近所ならではの寛いだひととき。
そして気の置けない仲間たちのおかげで今日も愉しめました、感謝!

<オマケ>
使用したティペットはタナゴ用0.2号の黒。
(うおさん一押しの糸、10Xのナイロンティペットに比べ細く縮れにくい)