バンブーロッド入魂釣行でサプライズ

バンブーロッド入魂釣行でサプライズ

6/27梅雨の晴れ間の釣行、先日購入したShiratoバンブーロッドの入魂の日。
薄日がさす神流川本谷にワクワクして入渓しました。
先日来の雨で増水し、わずかに濁りが感じられました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

目の前の右岸は大岩、正面は水深のあるプール、増水し中央の流芯部は流速があります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

パイロットフライは#18プードル、ポストはFLオレンジではなくシナモン。
リーダー11フィート6Xにティペット7Xを40cmプラス。

先ずは手前の右岸側からダウンストリームで数回流す。良型ヤマメが中層でゆらゆらしておりますが浮上せず。少し沈むと微かなアタリがあるも乗りません。

次に流芯向こうの左岸を数回流しました。日影に入り軽くドラグがかかって水面直下に沈んでいたフライがフッと消えたので、合わせを入れるとギラッと水中が光りグググッといい手応え。
良型ヤマメの引きにバンブーロッドはギュンギュンしなって満月状態。これは面白い!
流芯の中を上下した後、右岸側大岩前の緩やかな場所でぶじにネットイン。
27.5cmのいい9寸ヤマメです。(^O^)/

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

このところすっぽ抜け、バラし連発症だったのでやっとです。
開始10分ほどでバンブーロッドの入魂達成です(^_-)-☆
記念撮影してホッと一安心。もう今日はこれで気持ちよく帰れるとも思ったのでした。
うれしいのでもう一枚掲載。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

その後2尾かけるも、取り込み失敗。やはりバラし症はまだ解消されていないようです。
虫のハッチは乏しく、底に沈んでいる魚は簡単にはドライに飛び出てくれません。

1時を回りいったん川から上がって、下流に移動してランチタイム。
さぁ午後からどう攻めるか?
ライズはないけどサイズを落として叩けばなんとかなるか…

以前いい思いをしたイワナポイントも増水で勢いを増した水に押されて反応なし。
瀬尻に追って来るヤマメの姿も無し。
ルースニングにチェンジしますがダメで、再びドライに戻す。
どうも午後はきびしい…

4時を回り、いよいよ最後の時が近づきつつあります。
あのヤマメポイントの「淵」をやったら上がろうと思って、川辺から少し距離をおいて慎重に遡行していると、木が覆いかぶさった薄暗いエリアが目につきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これは臭い、やってみよう。
フライは#16 CDCソラックスダンのままで浮力は低下していましたがそのまま使用。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

上の枝に引っ掛けないよう姿勢を低くしてサイドキャスト。
一投目、フライが手前に着水し届かない。
二投目、もう少し強くキャストして奥へ放り込んだ。

フライはゆっくり水面下へ…、逆光なので見えにくい。
1、2、3でゆっくり竿を立てて感触を聞いてみると、ブルブルっと魚信反応。
即、竿を水平気味にして合わせを入れた。ヤマメは写真中央左手の黒い石の奥底で身をよじっている。

竿がギュンとしなったと思ったらヤマメが浮いて上流へ走った。
これはデカイ、絶対に取るぞ!
竿のタメで持ちこたえると、今度は自分の足下に向かって猛烈な速さで突進しそのまま下流に走った。

ヤバい!と思った次の瞬間、大ヤマメは水面スレスレに横たわった倒木をくぐり抜け下の浅い落ち込みへ。
リーダーが倒木に当たり8Xのティペットは切れる寸前です。
もうダメだと思った次の瞬間、なんと今度は再び倒木の下をくぐり抜け上流へ走り出したのです。
危機脱出、ラッキー!

再び先ほどのポイントに戻り、ファイトを続けた末に、やっとランディング。
31cmの美しい尺ヤマメでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

もう一枚。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

もう一丁、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今日は9寸ヤマメのみで充分と思っていたら、最後にサプライズのホームランがありました。
その上のポイントを軽く流して退渓。
もう充分です、入魂もバッチリでしょう!

それにしてもこのShiratoバンブー7’2″ #2-3はなんて気持ちのイイ、コントロールし易い竿でしょう。そして、幸運も呼び込んでくれました。
私の愛竿として末長くお付き合いさせて頂くことになりそうです。
(*^^)v