もう9月かぁ…
9月の声を聞くとなんとなくソワソワしますよね。
酷暑だの、台風大雨増水だの、濁りきついだの、言っておれません、シーズン終わっちゃいますw、行かねば。
気温の割には河畔林の陰のおかげでなんとか涼しげだが、濁りがややきつい。今朝未明まで降り続いていたのだから仕方ない。
激渋を覚悟。
クリンクハマー#16を結び開始。
岸寄りの比較的澄んだ浅い落ち込みにふわっと乗せると、いきなり水飛沫。
竿先よくイワナ7寸クラス。
やはりそこには居着いてるよね。
お次は増水の流芯を避けて反転流に乗せると、ヤマメが飛び出した。
ほんのり秋色に染まるヒレピン。
うむ、綺麗だ。
川岸が濡れている。
今朝未明まで降り続いた雨で岩も石もつるつる。
前回も大雨の後だった。
大岩の斜面を登った際に足を滑らせ、左足をしこたま打ち付けてドボンした地点を慎重に通過。
これ以降は難渋するパターンですっぽ抜け連発。
反応はさほど悪くないが警戒心旺盛、この時期なら当然だろう。
出てくれるだけでありがたい。
今日はGraffiti 3リールにDT3Fライン、ロッドはいつものSCOTT G2、フライはパシュート系。
フライにイワナが寄ってきたかと思いきやUターン…
ここは粘って食わせることができた。
ネットで掬い取ったイワナを細流に横たえて撮影。
緑の草と色とりどりの木の葉、くねるニッコウイワナを俯瞰していい感じ♪って思った。
ぐっと寄ってもう一枚。
お昼にしよう。
岩に越かけおにぎり、お茶で一服。
激渋でも渓魚に会えてよかった、とりあえずホッとしたって感じ。
さあ、あと少し釣って上ろう。
フライをエルクカディスに交換してリスタート。
先行者に叩かれた後だけに岸よりの竿抜けポイントを拾いながらどんどん釣り上がった。
30分以上、不発の末やっとヤマメがきた。
ほんのり秋色をまとったヤマメだった。
これにて納竿。
汗だくの老体に無理は禁物、残ったお茶でぐびぐび喉を潤し、気分良く退渓。
秋の匂いを感じた9月の釣行だった。