穀雨(こくう)

気持ちいい季節になり、街はイベントが多くなって、外に出かける機会が多くなってきましたね。
でも、いいお天気が続いているなと思っても、週に1〜2回くらいは雨の日があるものです。(週末に雨が降ると本当にがっかりですよね)しかし、これは二十四節気の一つである「穀雨(こくう)」の季節に入っているからなのです。
穀雨は、4月19日頃から5月5日頃にかけてやってくる季節で、春の終わりから初夏にかけての季節です。雨が多く、稲作にとって重要な時期とされていますが、同時に春の花々が満開になる季節でもあります。穀雨は、中国の農業暦や陰陽暦に由来する言葉で、日本にも古くから伝わっています。
穀雨の季節になると、事務所近くの公園でも冬場に刈り込んだ植え込みや短く切られた木々の緑が芽吹いて、とても綺麗な景色が広がります。
春のお祭りやイベントが多く行われる季節でもあるこのシーズン。穀雨は日本の自然と文化に深く根付いた季節なのですね。